NEANET総会・情報交換会
【NEANET10周年記念シンポジウムの開催報告】(2014/1/29)
2014年1月29日に「北東アジア輸送回廊10年のあゆみ シンポジウム」を新潟朱鷺メッセ3階中会議室にて開催されました。その結果はNEANETメールニュース(No.46 2014.2. )にて報告致しましたが、10周年記念行事でもあり、ホームページに掲載いたします。シンポジウムの報告者原稿をPDFにて添付致しますので参考していただければ幸いです。
開催日: 2014年1月29日(水) 10:00~12:15
場 所: 朱鷺メッセ3階中会議室(新潟)
参加者: 110名(登録者) 総参加者は約120名
本シンポジウムは恒例の「2014北東アジア経済発展国際会議イン新潟」の関連事業の位置付けで、新潟県・市、北陸地方整備局、ERINA,日中東北開発協会の後援をいただき開催されました。参加者は関係者のご協力もあり120人を超える盛況でした。シンポジウムのについては添付した港湾関係メディアの記事をご覧下さい。 (PDFkaiji)
【シンポジウムの概要】
冒頭、花田会長より「NEANET10年間の活動とこれからについて」報告、次いで三橋理事より「北東アジア地域の輸送インフラの整備の状況と今後の展望」を報告。
メインゲストとして長谷川国交省参事官から「日ロ間の国交省としての取組みについて」講演をいただいた。
引続いて秋田・新潟・北陸3港・鳥取の日本海側港湾関係者から「各地における対岸交流の取組み」について紹介された。(他港での活動状況を知ることの必要性が認識された)
パネルディスカッションは栢原理事長をコーディネーターとして、フレルバータル・モンゴル大使から「日本・モンゴル間パートナーシップの深化による資源開発と輸送インフラ協力について」、池田新潟経済同友会筆頭代表幹事よりはスポーツによる対岸交流には「フェリー航路の実現に期待する」旨の発言を頂いた。北陸地方整備局松原次長より「新しい日本海時代について」述べられた。少し観点を変えて日本大学の佐々木講師(NEANET会員)から東京オリンピックに向けて「複合観光施設の一環としてのカジノ施設構想」について説明があった。吉田副会長よりは「極東ロシア・モンゴルの資源エネルギーと輸送回廊」について日本と距離の近い両国との関係強化に力を入れるべきである」と述べられた。最後に栢原座長から「今までの10年が準備期間とするなら、これからの10年がより重要になる」と締めくくられた。
内容が盛り沢山の反面、発言者の時間が制約され、また会場からの声をお聞きする時間がなく、事務局として参加者の皆様に対してお詫びを申し上げます。
今後ともNEANETの活動へのご理解・ご支援・ご協力をお願い申し上げます。
【プログラムと講演者】
<総合司会 NEANET企画主任 東山 茂>
1.交流拡大に向けて-NEANETの設立と10年のあゆみ (PDF1) 会長 花田 麿公
2.北東アジア輸送回廊ー今までの10年とこれからの10年 (PDF2) 理事 三橋 郁雄
3.【特別講演】 「極東港湾を利用した日露物流の高度化へ向けた取組み」 (PDF3)
国土交通省 大臣官房参事官 長谷川 武
4.日本海側港湾の対岸交流の状況
(1)秋田港の対岸交流の状況について (PDF4-1) 秋田県商業貿易課 貿易振興監 石川 聡
(2)新潟港の状況 (PDF4-2) 新潟県交通政策局 局長 坂井 康一
(3)北陸3港の状況 (PDF4-3) 北陸AJEC 常務理事 寺尾 重資
(4)境港の状況 (PDF4-4) 鳥取県商工労働部経済産業総室 課長補佐 山本 桂司
5.北東アジア輸送回廊、これからの10年を展望する (パネルディスカッション)
コーディネーター 理事長 栢原 英郎
(1)北東アジアの新しい動き 駐日モンゴル国大使 フレルバータル
(2)観光とカジノ (PDF5-2) 日本大学経済学部 講師 (NEANET会員) 佐々木一彰
(3)極東ロシア・モンゴルの資源エネルギーと輸送回廊 (PDF5-3) 副会長 吉田 進
(4)対岸交流に向けて地元経済界の取組み 新潟経済同友会 筆頭代表幹事 池田 弘
(5)新しい日本海時代に向けて (PDF5-4) 北陸地方整備局 次長 松原 裕
6.これからの10年に向けての提言 理事長 栢原 英郎
以上
注、各講演者のPDFの容量が大きいために、開くまでの時間が掛りますのでご了承下さい!