渤海国の遺跡の所在地
渤海国は、およそ1300年の昔この北東アジア地域を支配し、約200年に亘り日本との間に平和な交流の歴史がありました。
最初に日本に「渤海使」を送ったのは西暦727年で、最後の第34回目は919年でした。
「渤海国」は689年大祚栄により現在の敦化市郊外の東牟山に建国し、その後都を和龍「中京顕徳府」、琿春「東京龍原府」、最終的に東京城「上京龍泉府」と移しました。
渤海使の船は、ポシェット近くから出航し、能登半島の福浦に上陸し平城京(遷都710年)や平安京(遷都794年)を訪問し、日本からの遣唐使も一時このルートを利用したとのことです。
日本海フェリー航路実現の場合には、これらの「渤海国歴史を訪ねるツアー」を企画する予定です。(’07.6.1)